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ダンサーの心 3
第三話/SHA・ME

手術から数日経って、KAPPA君から僕に電話があった。

「SATOSHIさんありがとうございます。みんなにもすぐに連絡します。」

骨の回復を助けるサプリメントをYAMAKAJIから送ったので、それが届いたらしい。
そのお礼の電話だった。

S「今はとにかくリハビリ頑張ってね。経過はどう?」

K「痛みは多少ありますが大丈夫です。術後の経過も良いみたいです。後でレントゲン写真送りますね。」

電話を切ってから送られてきた写メはこれです。
↓↓↓
IMG_0474.jpg
ほね

写メを見てすぐに折り返し電話した。

S「何これ?ボルト入ってるじゃん?」

K「はい、これはもうずっとこのままです」

S「骨もささくれみたいになってるじゃん?!」

K「はい。その名の通り、粉砕した骨をくっつけただけなんで....」

KAPPAの声のトーンが少し落ちた。
(いかんいかん。何か気の利いたことを言わなきゃ!)

S「それにしても、ファンキーに骨折にしたね~☆」
(バカ!もっと違うこと言えよ...)

K「怪我した瞬間、凄い音を感じましたからね。あ、これヤバいな!ってすぐ分かりましたもん(笑)」

KAPPA君、ホントへんな話の振り方してごめん!と心の中で何度も土下座をした。
僕はKAPPA君と話すときは、絶対に明るく前向きになってもらえる会話をしようと決めていた。
それなのに…。

そして、絞り出した言葉がこれだ↓

S「いや~...でもさ、折れたのがKAPPA君の心じゃなくて良かったよ。それが折れたら、終わりだもんね(笑)」

K「いや、ホントですよね!!」

ホント僕はアホだ...。
こんなことしか言えない自分が情けなく思えた。
優しく受け答えしてくれてるKAPPA君の方がよっぽど気を使ったに違いない...。


そして、この後KAPPA君から口から出た言葉は、僕の胸にドーンと重い衝撃を与えた。

続く
[2010/09/23 02:00 ] | MESSAGE
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