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SATOSHI CHRONICLE #1 Dance Dynamite2000
第十話『一回戦』

いよいよ決勝が開戦!

一回戦の対戦相手は、「ゲロッパ」山梨のLOCKIN'チームだ。
全国レベルのスキルと、コミカルなエンターテイメント性も取り入れていて、様々な点で僕らを大きく上回るチームだった。
ジャンルこそ違うが構成やアイデアも一枚どころか何枚も上手で、僕がお手本にしているチームスタイルだった。
僕らの立てた決勝での作戦が、この先通用するかは全てこの一戦にかかっていた。

先行はゲロッパだった。
踊りはじめから、ラストまで会場は大盛り上がりだった。

ただ、僕はそれ自体には動揺しなかった。当然だから。
…むしろ、自分まで盛り上げられた!
「やられたー!」
という感覚はあったが、初戦は当たって砕けろ!
その覚悟が必要なことはみんな分かっていたから、むしろ自分たちのテンションをどんどん上げていた。

僕たちチーム名が呼ばれた。
歓声が上がった。
でも、僕らはそれ以上の心の叫びでテンションを上げてステージにスタンバイした!

全力で踊った。

でも、ミスもあったし、技術的な力は出し切れなかった....。

ただ、一回戦は何としても勝ちたい気持ちだけは出し切った!
格上の相手と戦うんだから、せめて気持ちだけは!と言う気持ちは、良い方に働いたようだ。
三人の審査員が、バトルのジャッジのようにプレートを上げる審査形式で、2対1で僕らは一回戦を突破した。
ただ、あとから審査員の一人、スパルタニックロッカーズの佐久間さんに「まだ何か隠し持ってる自信みたいなものは感じたよ。でも、ダンスの技術では負けてたと思う。客席が湧いてくれたから良かったけど、一回戦は賭けだったね。」と言われた。

返す言葉かないくらい完全に的を射ていた。


ただ、「僕たちのダンスは負けていた...」とうことを考える余裕はその時は無かった。
振り返る時間も、止まっている時間もなく次の戦いに備え練習するしかなかった。

[2011/08/17 01:22 ] | CHRONICLE
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