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大切な人
午前中、久々に刈谷市まで行った。


MOVERSの活動が活発だったころは、

月に何度か後輩達を送っていたから道はすぐに思い出せた。

何でもない景色でもみょうに懐かしい感じがした。



大切な人が眠る場所に着いた。

家族四人で来るのは初めてだった。

長女が「ここに誰か眠ってるの?この下にいるの?」と不思議そうに聞いて来た。

僕は「ここにいつもいる訳じゃないかもね?でもここでいいんだよ。」と答えた。

「パパ達に大切なことをたくさん教えてくれた人だよ。」と言うと。

長女は「ダンス?」と聞いてきた。

「もっと大切なこと。」

そう答えた瞬間、僕の頭の中に当時の時間がいっきに広がった。

善くも悪くも、時間には人を変える力がある。

そして、時間では変えられないことも人の中にはたくさんある。

そんなことを感じました。



ダンスを始めて20年になろうとしている。

落ち着いて思い出せることも増えてきた。

今の自分の何かを探っているのか?

僕を知る仲間への何かの再確認か?

僕のことを知らない人への何かのサインなのか?

はっきりした理由はひとつじゃない気がする。

ただ、何となく過去をこうして形に残そうとする気になってきた。

こういうことを書くのは良くないことかも?

という感情が少しある。

あいつや他のメンバーは嫌がるかもしれない。

でも、書いておきたい気持ちの方が今はどうしても強いから書いてみた。

それも所詮「今」の気持ちでしかないのが、どうももどかしい感じがするのだが。

みんな勘弁ね。


SATOSHI
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[2011/08/15 02:35 ] | CHRONICLE
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