午前中、久々に刈谷市まで行った。
MOVERSの活動が活発だったころは、
月に何度か後輩達を送っていたから道はすぐに思い出せた。
何でもない景色でもみょうに懐かしい感じがした。
大切な人が眠る場所に着いた。
家族四人で来るのは初めてだった。
長女が「ここに誰か眠ってるの?この下にいるの?」と不思議そうに聞いて来た。
僕は「ここにいつもいる訳じゃないかもね?でもここでいいんだよ。」と答えた。
「パパ達に大切なことをたくさん教えてくれた人だよ。」と言うと。
長女は「ダンス?」と聞いてきた。
「もっと大切なこと。」
そう答えた瞬間、僕の頭の中に当時の時間がいっきに広がった。
善くも悪くも、時間には人を変える力がある。
そして、時間では変えられないことも人の中にはたくさんある。
そんなことを感じました。
ダンスを始めて20年になろうとしている。
落ち着いて思い出せることも増えてきた。
今の自分の何かを探っているのか?
僕を知る仲間への何かの再確認か?
僕のことを知らない人への何かのサインなのか?
はっきりした理由はひとつじゃない気がする。
ただ、何となく過去をこうして形に残そうとする気になってきた。
こういうことを書くのは良くないことかも?
という感情が少しある。
あいつや他のメンバーは嫌がるかもしれない。
でも、書いておきたい気持ちの方が今はどうしても強いから書いてみた。
それも所詮「今」の気持ちでしかないのが、どうももどかしい感じがするのだが。
みんな勘弁ね。
SATOSHI
スポンサーサイト
|