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ダンサーの心 6(最終回)
第六話/心

リハが始まる直前....
KAPPA君はとりあえず医師の許可が欲しかった。
それで関係者やダンサー達を安心させらると思ったからだ。

最終的には医師の許可は出た。まさに滑り込みだった。
(恐らく半ば強引にお願いしたのではないか?と僕は睨んでいるが、真実は本人しか知らない)

ただ、軽く踊るだけでも痛みはあるから、絶対に無理をしないようにと医師からかなり厳しく言われていたようだ。

関係者からもOKが出て、ツアー参加が決まった時も、「皆さんが支えてくれたお陰です。」と謙虚な姿勢で報告してくれたけど、僕は本人の実力と努力以外の何ものでもないと思っていた。
KAPPA君から意外と喜びが感じられなかったが、「ここからだ」という気持ちが集中力を高めているのだとすぐに分かった。(リハ期間は短くはないし、ほぼ毎日....。現場は甘いもんじゃないよね...。)

僕は、KAPPA君がリハを終える度に電話やメールしていたのだが、(彼女か?ってツッコミたくなるくらい)怪我のことを聞くと必ず第一声は「全然顔に出してませんからバレていません」だった。
医師から許可をもらった人の台詞にしては矛盾があるが....
僕も「よし!ナイスハッタリ!」と答えた。
(...今、完全におかしなこと言ったよね?はじめに書いたとおり、この日記はフィクションだからね☆気にしない気にしない。)

S「で、痛みは?」
K「.....完全ではないですが、全然大丈夫です。」
S「そりゃ、ベストでないだろうけど、とにかく完走しよう!!」
K「はい。もう人に迷惑をかけるのも、心配かけるのも、自分が踊れないのも懲り懲りです(笑)」

KAPPA君は軽い口調で言ったつもりかもしれないが、そこには強い意志がみなぎっていた。

結果、彼はツアーダンサーをやり遂げた。
ダンサーによっては出番にばらつきがあるのだが、彼はダンサーナンバーの全てに出演していた。
言うまでもないが僕はKAPPA君を尊敬している。
別に出番が多い事を言っている訳ではない。
KAPPA君はツアーが始まってから僕にはっきりと「痛い」と言ったことは一度もなかった。
リハ中も本番中もかなり痛みがひどいときもあったはずだ...
怪我の悪化の恐怖は常にあったはずだ...

(?実は...ホントに超回復とアドレナリンで痛くなかったのか?笑)

きっと、貴重な経験の喜びを維持する為に、ものすごい緊張と戦い続けていたに違いない。
プロとしての責任や誇り、
大切な人達への感謝の気持ち、
ダンスに対する意識、
本人にしか分からない色々なものを『心』に秘めていたからこそ、
KAPPA君は最後まで諦めずに大きな壁を乗り越えられたのだと思う。
みんなに気付かれないように、ただひた向きに努力して来た彼を心から尊敬します。
ちょっと褒め過ぎかな?

「ボク褒められて伸びるんで!」
とKAPPA君は言うでしょうね☆

とにかく、今回のツアーも、怪我も、全ての経験がこれからに繋がるんでしょうね。
これからも応援してあげてください!

おしまい
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[2010/09/30 04:40 ] | MESSAGE
ASKA 日記
振付のお仕事

今日も憧れの人とダンサーと茨城県に行ってリハ&打ち合わせをしてきました☆

今回のお仕事、“世界初”らしいです(゜o゜)
なにがどう世界初かはまだ言えません。
申し訳(>_<)

そんな現場に携わることができて嬉しいです♪
すごく貴重な経験をさせていただいたな~って思います(*^^*)

また報告しますっ☆

ASKA
[2010/09/30 03:48 ] | 日記
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